徹夜で勉強をすると効率が悪い、
体にも悪い、そもそも記憶が定着しない。
わかってはいるんだけど、
徹夜しないとテスト勉強が間に合わない。
徹夜の勉強はまったく無意味なことなんでしょうか?
徹夜で勉強したことはあまり「記憶」に残りませんが、
テストの「点数」は残せる望みがあります。
なにより、早起きして勉強するより
大量の時間が確保できるメリットがあります。
徹夜での勉強はあくまで最終手段。
ここ一番の勝負で「点数」を残すコツをお教えします。
徹夜で勉強する時に眠くならないコツがある!?
徹夜での勉強はつらいものです。
どんどん増してくる眠気、落ちていく集中力……
徹夜で勉強するハメになってしまったなら、
勉強法そのものを工夫して眠気と集中力低下に対抗していきましょう。
これからご紹介するコツは僕の知識と経験を織り交ぜた提案です。
もちろん、あなたなりのやり方をみつけてもOKです。
- 「キッチンタイマー勉強法」をもとに計画を立てる
有名な勉強法なのであなたもご存知かもしれませんね。
「英単語15語暗記」といった小さな範囲をひとまとまりとして、
制限時間以内に全力で終わらせる、というやり方です。
ひとまとまりを15分間でこなして、
5分間休憩や気分転換をする方法がよくとられています。
ひとまとまり15分間と休憩5分間を合わせて20分間、
1時間で3セットできます。
朝までの時間から逆算して計画を立ててみてください。
集中力も効率もびっくりするぐらい上がりますよ。
- 目の前の勉強に飽きてきたら別の勉強に切り替える
飽きることはすなわち集中力低下のサインです。
科目を切り替えてもいいですし、
計画の微調整やちょっとしたおさらいに
切り替えるのもいい気分転換になります。
- 勉強に関係のないものには手をのばさない
特にスマホやパソコンに要注意です。
テレビやラジオにもお気をつけくださいね。
僕は学生の頃、ラジオを聴きながら徹夜して
見事に失敗した経験があります。(笑)
- 明け方の仮眠は絶対とるべき
たとえ短時間の仮眠でもかなりリフレッシュします。
15分程度の仮眠だと「うたた寝」で済みますので、
目覚めもそれほど苦しくありません。
仮眠の前にコーヒーなどを飲むと目覚めがいい、
とよくいわれますが、こればかりはあなたのカフェイン耐性次第です。
くれぐれも寝過ごしには注意してくださいね!
テストに遅れてしまっては元も子もありませんから。
- 仮眠の後におさらいする
仮眠だと勉強した記憶の定着には不十分ですが、
少しでも「点数」を多く残すために
リフレッシュしてからおさらいをしておきましょう。
漫然と勉強すればするほど「点数」を多く残せません。
徹夜で大量の時間を確保する以上、
手を尽くして乗り切ってくださいね。
徹夜で勉強を頑張る人にNGな飲み物はこれ!?
徹夜での勉強のお供といえば、
コーヒーなどカフェイン入りの飲み物が定番ですよね。
ですが、勉強中のカフェイン摂取は一長一短です。
体質にもよりますが、カフェインは30分~1時間で
効果がピークに達し、長くて8時間ほどで効果が切れます。
効果が切れると、今度は眠気のしっぺ返しが待っています。
少なくとも徹夜序盤は、
カフェインをとらないようにするのが賢明です。
また、飲み方にも注意が必要です。
アイスコーヒーやアイスティーは胃腸の血管を収縮させ、
カフェインの吸収を遅らせてしまいます。
コーヒーや紅茶はホットで飲むようにしましょう。
そしてコーヒーや紅茶はなるべく無糖にしてください。
血糖値が急上昇するとかえって眠気が誘発されてしまいます。
ジュース類も避けてくださいね。
つまり、徹夜での勉強に一番悪い飲み物は
「カフェインと砂糖の入ったエナジードリンク」
だということです。
まとめ
昔の話になりますが、
僕自身もテスト前夜に焦りながら徹夜したことが何度かありました。
というより、根っからの夜型なので
『勉強といえば夜』だと思い込んでいました。
そのくせ、やむを得ず徹夜をしても、
漫然と勉強をしていたのであまり成果があがらなかったですね。
せめて徹夜で勉強するなら、
もっとやり方を考えればよかったといまになって思います。
冒頭にも書きましたが、徹夜は最終手段です。
一番いいのは普段から勉強しておくことです。
そうすれば、テストや試験前に徹夜をする必要ありませんからね!