妊娠中でもコーヒーが飲みたい!そう思っていませんか?
多くの研究から、適量であれば妊娠中でもカフェインを摂取しても胎児に悪影響はないと言われているけどやっぱり心配ですよね。
そこで、デカフェやカフェインレス、ノンカフェインのコーヒーを飲むことが考えられますが、これらの違いは何なのでしょうか?
簡単に結論をいえば、デカフェとカフェインレスには、少量のカフェインが含まれていて、ノンカフェインにはカフェインが含まれていません。
デカフェとカフェインレスの違いとは?
まず、デカフェとカフェインレスには少量ながらカフェインが含まれています。
では、その違いはどこにあるのでしょうか?
カフェインレスとは、カフェインの含有が限りなくゼロに近いものを指します。
日本ではカフェインの含有率に明確な基準はありませんが、EUでは含有率0.1%以下という基準があります。
デカフェとは、元々はカフェインが含まれていたものから、カフェインを抜いたものです。
カフェインを抜くといっても完全に抜き切ることはできないので、少量ながらカフェインは残ってしまいます。
ですので、多くの製品では、カフェインが何%カットされているか記載されています。
もしデカフェ製品を買う際には、カフェインがどのくらい含まれているか確認してください。
また、カフェインを抜く方法も様々あり、その方法も記載されています。
二酸化炭素を使いカフェインを抜く、「超臨界二酸化炭素抽出」でカフェインを抜いている製品がおすすめです。
この「超臨界二酸化炭素抽出」は、一定の圧力と温度を加えることによって超臨界流体と呼ばれる状態にし、二酸化炭素によってカフェインを抜くというものです。
他にも、薬品によってカフェインを抜く方法などがありますが、薬品が残留している可能性や薬品により味が変化してしまっている可能性があるのであまりおすすめできません。
ノンカフェインとは?
ノンカフェインとは、元々カフェインが含まれていないものを指します。
ただし、ノンカフェインと書いてあるのに、実際には少量のカフェインが含まれていることがあります。
ですので、成分表示などでカフェインが含まれていないか確認してから購入することをおすすめします!
ノンカフェインコーヒーとしては、たんぽぽコーヒーが有名です。
もっとも、コーヒー豆をしていないのでコーヒーといえるかは微妙ですが・・・。
たんぽぽコーヒーは、その名の通り、たんぽぽから作られています。
作り方は、まず、タンポポの根をきれいに洗い、あく抜きした後、細かく刻みます。そして、刻んだたんぽぽの根を乾燥させ、焙煎すれば完成です。
あとは、コーヒーと同様にドリップします。
たんぽぽの根には、コーヒー豆の成分の一つであるクロロゲン酸が含まれています。
これが、含まれていることによって、コーヒーに近い風味を味わうことができるというわけです。
どうしてもカフェインをとりたくない!けどコーヒーは飲みたい!
という方は、たんぽぽコーヒーを試してみるのも一つの手かもしれません。
まとめ
- デカフェ・カフェインレスには、少量のカフェインが含まれている
- デカフェは、カフェインを抜いたもの、カフェインレスは、元々カフェインが少ないもの
- ノンカフェインには、カフェインは含まれていない
以上、妊娠中でも飲めるデカフェ・ノンカフェインの違いとは?でした。
ご覧いただきありがとうございました。